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 昨日出勤途中、猿と出くわしてしまった。
 比喩とか別称ではない。
 文字通り、本物のお猿さん。

 最初道端で数人のおばさんが、脇の路地を覗き込んで「警察に連絡したらいいのかしら」などと言い合ってるので、なんだなんだと私も覗いてみたのだ。
 そしたら向こうの方から道の真ん中をのんびりと歩いている、ムクムクとした塊りが見えた。
 ちなみに私は、目がとっても悪い。
 メガネをかけてても、視力は0,4あるかないか。
 そんな私の目にその塊りは、飼い主とはぐれてしまったチャウチャウ犬に映った。
 「たかがはぐれ犬1匹にケーサツ? ちょっと大げさなんではない?」 
と思ううちに、塊りはどんどん近づいてきて目の前に。

 「チャウチャウとちゃうがな」という下手なギャグを飛ばしてる余裕などなかった。
 人間って、あり得ないものを目撃すると、本当に我が目を疑うという状況になって、数秒間正しい認識ができなくなるのね。
 
 とにかく目の前にいるのはだった。

 よく、「猿と出くわした時は相手の目を見てはいけない。攻撃の意思ありと受け取られてしまう」というけど、咄嗟の場合そんなの思い浮かばんわ。
 もう、思いっきり、まじまじと、見つめてしまいましたよ。
 向こうも私を見上げた。
 2メートルくらいの距離で、ばっちり目が合った。
 でもお猿さんは別に怒ってなかった。(猿は表情が人間といっしょなので、こういう時は助かる)
 ただ不思議そうに私の顔をみやっただけだった。
 
 犬に対する時は、鏡なのよね。
 こっちが怖がっていたら、向こうも怖がる。
 こっちが追い払おうとか思ったら、向こうも怒る。
 もし猿も同じように相手の心を読むとしたら、この時の私の頭の中には山盛りのマークしかなかったから、「なんだ、こいつ」と思っただけだったのかもしれない。

 ただただ唖然ボーゼンとしている私の前を悠々と通り過ぎ、傍らの電柱に取り付くとするすると上っていって、二階屋の屋根の上に消えてしまったのだ。
 
 
 たったこれだけのことなんだけど、ホントにビックリした。
 実は私は、猿にはトラウマがある。
 まだ幼児の頃、動物園の猿にちょっかいを出して、思い切り引っかかれているのだ。(いまだに傷跡が残ってる) 
 もし今回も噛み付かれたりしてたら、「人生で二度も猿に襲われた人」 という、有難くない称号をいただくところだった。
 そこで改めて思ったけど、動物って本当に無用な攻撃はしないのね。
 やはり一番危険な生き物は人間だわ。

 追記: おかげで遅刻してしまった。。。
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