2回目の滴下薬投与から一ヶ月。
両目とも開き、皮膚もすっかり綺麗になった。
疥癬虫の卵の寿命は2週間なので、すでに感染の危険はなくなったはず。
というわけで少し前から、隔離部屋は戸を開け放して出入り自由にしている。

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奥の黒っぽい塊りがグレ。 扉が開いていようが閉まっていようが我関せずのグレ君に対し、好奇心いっぱいのマーはさっそく、
「どこまで中に入れるか」という
肝試しを始めた。

トイレ周りをクンクンして、グレと目が合うと一目散に逃げる

という行為を繰り返す。
グレ君は完璧無視。
マーは時々フーッと叫んでる。
。。。なんかどっちがオスかわからんなぁ。
もっとも、ここでマーを威嚇したり襲い掛かるような奴だったら、とうに叩き出している。
ピンポンダッシュをされても、
肝試しをされても、じっと耐えてる奴だから見放せないのだ。
これって、ニゴウという超ワガママなネコを18年間も飼っていた反動かもしれない。
ほんの少しでも耐えていたり、遠慮する素振りをしたりすると、
「なんて愛い奴」とホロリとしてしまうのだよ。
それにしても、隔離部屋からほとんど出ようとしないし、臭い付けのオシッコもしないし、爪とぎも置いてある段ボール製の爪とぎだけでやってるし、めちゃくちゃに飼いやすいネコだ。
いっっしょに遊んだりしたいという人には向いてないけど、こいつならペット不可のワンルームマンションでも楽勝で飼えるぞ。
マーだと間違いなく三日で追い出されるだろうな。
