いつも仕事から帰って部屋の戸を開けるなり、マーちゃんの熱烈歓迎を受ける。こっちもそのつもりですぐには部屋に入らず、飛び出してきたマーが足元をひとしきりぐるぐるし終わるまで待っている。
なのに昨日は戸を開けても出てこない。部屋に入って「マーちゃん」と呼んでも返事がない。
すわ、脱走か?! と部屋を見回したら、棚の上に積み上げてあった爪とぎが床に散乱し、またたびを盛ってあった皿がひっくり返っている。
ははーん、さてはとコタツ布団をめくってみたら、案の定マーは怯えてうずくまっていた。
「マーちゃん、ただいまー」と声をかけたら安心したのか、「ニャニャニャ」と飛び出してくる。
次にベランダを覗いてみたら、案の定こっちにもネコがいた。てっきりあのボスネコだと思ってたんだけど、なんとお隣さんちのネコだ。
しかしいったいどこから??
以前に詳しく書いてるけど、ウチのベランダは脱走できないように鳩よけネットでぐるりと囲ってある。ボスネコは、驚異の身体能力で乗り越えてくるけど、言っちゃ悪いがお隣りさんは推定体重10キロはありそうなニャジラ(byホヮッツマイケル)ネコで、到底そんな真似は出来そうにない。でも現実にそこにいる。



だったが、私という味方を得て俄然強気になったマーが、唸り声をあげて飛び掛っていこうとするので慌てて窓を閉めた。
お隣ネコは帰る気配もなくウロウロしている。窓ガラスに映るその影を見て、マーはますます興奮状態。と、その時、窓の上の壁を
サササと1匹の
ゴキブリが。。。。。。
マーの顔に、さっと動揺の色が走るのがわかった。
お隣ネコは気になる。でも、それ以上に目の前をチョロチョロするものが気になる。
もし、「実況脳内メーカー」なるものがあったら、その瞬間
「怖」と
「悩」と
「怒」という文字が、オセロのようにパタパタと
「狩」という字に変わっていく様を観察できただろう。
結局ゴキブリには逃げられたんだけど、それまでマーはお隣ネコの存在も忘れてゴキを追い回していた。
あっぱれというべきか、さすがはマーちゃんというべきか。。。
翌朝調べてみたら、ネットに3箇所、大穴が開いてた。
2年間風雨にさらされて、ちょっと爪を引っ掛けただけで破れるくらいになっていたってことで、よーするにメンテナンスしろってことですな。
仲良くしてくれるなら、私は別に出入り自由でいいんだけど。
マーにとってクロタンだけが特別で、他のネコはすべてダメみたい。(キューちゃんを連れ帰らなかったのは正解だったかも?)