ねこ ニャン 猫 ネコ   猫の手も借りたい日々歳々
 引越しをすると、新たなご近所付き合いや町内会の関係とかでいろいろ大変だけど、それは猫の世界も同じかもしれない。
 前の家では元恋人のノラクロと仲良くしていたマーだけど、こっちでは猫密度も高い上に知った顔は一匹もいない。

 で、昨日はどっかのネコにケンかを売られて前の道を全速力で逃げていたし、今日はドンドンドンと凄い勢いでドアを叩くので「何事だ」と下りていったら、白地に少しだけ模様の入ったネコとお見合いをしていた。
 呻りあってはいなかったから、襲われたわけではなさそう。察するに
 「お前、見かけない顔だな。どこの家のネコだ?」
 「どこでもいいでしょ。ほっといてよ」
 「こらこら、そういうわけにはいかないんだよ」
 「しつこいわね、人を呼ぶわよ! おかーさん、開けて、開けて、開けて!」
 「なんだ、ここか。俺んちの裏じゃないか」
てなとこか。

 多分ネコ集会に出れば一発承認なんだろうけど、9時くらいから私が寝るまでしか出してないので、そうやって個々と顔見世するしかないのかもしれない。
 ノラ猫の仁義はわきまえてるはずだから、すぐに友達はできるでしょう。でもそうなると遠出してなかなか帰ってこなくなるんじゃないかと、ちょっと心配。(現にまだ帰ってきやがらねー

 掟

 やんちゃすぎると頭にくるが、あまりに聞き分けがよくても、それはそれで居心地が悪い。「こんなにいい子なのに、それに見合うだけのことを私はしてやってるんだろうか」という反省(?)の念にかられるから。
 むしろ「コラー!!」と怒鳴りまくっている方が、精神的には気楽かなと思う。
 
 マーは文字通り「金魚のフン」で、それこそトイレの中まで付いてくる。なのに私が綿入れ(部屋着)を脱いでウィンドブレーカー(外出着)に着替えるや、自らコタツの中に引っ込んで出てこない。

 付いていってもいっしょに外に出してはもらえないことがわかっているのか、それともその格好をしたときに付いていくとろくでもない目(引越しとか病院とか)にあうと思い込んでいるのか。

 とにかくその寸前まで、うっとおしいほどに追っかけてきてた奴が、おとなしく上目で私の後姿を見送っているのを見ると、「なんて、愛い奴」と抱きしめたくなってしまう。(今のところ遅刻の最大原因)

 クロタンなんて、病院に行っても家で薬を飲ませるときも、ひたすらけなげに耐えてるって風で、愛しさの上に不憫さも加わってもうメチャクチャ。「お前の為なら何でもしてやるー!!」って毎日叫んでるもんね。
 で、にゃんずからのご褒美は、これ。



 春の陽気のうららかなベランダ。
 意味もなくごろごろしている、一人と二匹

 はっきり言って、時間を忘れます
 ここんとこマーの写真ばっかりで、クロタンはせいぜい後ろ姿のみ。
 うーん、載せたいのは山々なんだけどね。ちょっと悲惨なので迷ってしまう。
 でもこれも現実だ。えーい、載せちゃえー!!




 というわけで、去年の夏頃のクロタン。

 ←死んではいません(念のため)。

 
この頃はササミ以外ほとんど口にできなかった。
 騙し騙し、何とか缶詰も食べさせてたけど、それでも二日に一缶くらいのペースだった。




 こちらは漢方を始めて少し経った頃のクロタン。

 缶詰を一日二缶、カリカリも食べられるようになったせいか、目に光が戻ってる。でもよだれが治らないので、相変わらず汚い。






 そしてつい最近のクロタン。

 時々マーと追いかけっこをしたり、ベランダに出てきたりしてるけど、よだれ は変わらずひどいし、食べてる量のわりに体重も増えない。
 いわゆる一進一退っていうやつ?

 私がティッシュやシリンジを手にすると耳を伏せて逃げ出すんだけど、捕まえると口元を拭いたり薬を飲ませる間もじっと大人しくしてる。
 神は二物を与えないっていうけど、病気持ちで手がかかる代わりに、本当に聞き分けがよくてかしこい奴なんだよね。
 低目安定飛行でいいから、一日でも長く生きていて欲しい。


 もう一枚、おまけ。




 ネコエイズ発症前のクロタン。
 
 見事な貫禄。
 これぞペルシャ
 日記にも書いたので、しつこいようですが、ただ今サカリです。

 シーズンのピークは2月中旬から3月初めのはずなんだけど、すでになんか凄い状態だ。
 通勤途中、睨みあってるネコを何度も目にするし、昨日の早朝は家のすぐ裏で取っ組み合いのケンカをしてた。
 「でも、マーもクロタンも関係ないし、平和、平和」と、のん気に構えていたんだけども。。。

 今日クロタンに薬を飲ませていたら、階下からマーの甲高い呻り声が聞こえた。普段聞かない声なので、いたずらしてて隙間に足でも挟んだのかと慌てて下りていったら、マーがシッポをタワシにして玄関のドアに向かって鳴いている。開けてみたけど、ネコの子一匹いない。でもマーはしきりに辺りを嗅ぎ回っているし、ケンカの声にも無関心のクロタンまで駆けつけてくるし、どうやらどっかのネコがドアのすぐ前まできてたみたいだ。

 ここまではいい。シーズン中ともなれば縄張り内の偵察も念入りになるんだろう。ところがこの後マーは異様に興奮。「出るー」と騒いで飛び出していったきり、待てど暮らせど帰ってこない!
 ご帰還は小一時間後。なぜかすっきりした顔をして、大股開きで念入りにペロペロしている。
 
 なんで? 
 手術済みなのに。シッポを膨らませて怖がってたのに。なんでお外に用があるの?
 しかもこれを書いてるたった今も、窓の下からお誘いをかけてるようなオスネコの声が。。。

 術式もいろいろあって、卵巣を残すやり方だと変わらずサカリがくるっていうけど、もしかしてマーちゃん。。。









 ←実は女盛りだったりして


 
 天井突っ張り式のキャットタワーを購入したのはいいが、天井が柔くて突っ張れないと判明したいきさつは、日記に書いたとおり。
 で、どうなったかというと


 ←こんなふう。


    ホントはこう↓






 

 


 
 棚一枚と柱が二本余ってしまったわけで、かなりちんまりとしてしまった。
その代わり安定はよくて、マーがあの体重で飛び乗ったり踏み切ったりしてるけど、まったくぐらつかない。
 けっこうこれで正解だったかも。

 ただハウスの上でマーが壁をガリガリするので、周囲を段ボールで覆わなければならなくなり、部屋の美観はめちゃくちゃ。
 せっかくタワーの柱が爪とぎになってるんだからそこでやってくれたらいいのに、なぜか見向きもしない。

 でもハウスにはいつもどっちかが入ってるほど、マーもクロタンもお気に入りだし、一番上の見晴台はマーの定位置になってるし、一応元は取れたかなと思う。

 そうなるともう一個欲しくなるのは、ネコ好きの性?
 窓辺の端っこにもう一個置いて、タワーからタワーへと軽やかにジャンプするマーの勇姿を思い描いたりしてる。(ほとんどアホです)




 横のテレビの上もお気に入り

 何を見てるのかなぁ?
 



 


 
 人間にとっても、引越しというのはけっこうストレスだけど、家につく動物であるネコにとっては、驚天動地の出来事のはず。
 しかも人間側の事情から、慣れ親しんだ家具が一つもない部屋にいきなり閉じ込められたわけだから、私がネコならしばらくパニクってご飯は喉を通らず、夜もろくに眠れなくなると思う。
 ましてマーは繊細なメスネコだから。。。。。



。。。。。。という私の心配をあざ笑うかのごとく、ゴミと小物だけが散乱する部屋で爆睡するマーちゃん。


 普通メスの方が、環境の変化には敏感なのではなかったか?
 クロタンなんて座布団の上にわざと(?)おしっこをしたりして混乱しまくってたのに、マーは「外に出せ」とうるさかったものの、それ以外では100年前からここに住んでいたような顔をしてよく食べ、よく眠り、よく遊んでいた。
 
 人間でもよく言われることだけど、やっぱり性差より個人(体)差の方がでかいのね。でもクロタンが猫並外れて繊細なだけに、マーのこのノーテンキなまでの図太さには救われるような気がする。

 二匹を足して二で割ったら理想ネコになりそうだけど、そうなるとかえって面白くないかな?
 今までも引越しは何度かしているが、「引っ越した後は一週間くらい、外には出さないようにしましょう」という教えを守れた試しは一度としてない。

 前の前の家では縁の下から脱走(まさか外に通じているとは夢にも思わず)
 前の家ではベランダから脱走(まさか下の屋根まで飛び下りるとは夢にも思わず)


 今回はトラブルのせいで、にゃんずを連れて来るまで日にちがあったので(何が幸いするかわからん)、家中を点検して回り、脱走の可能性のある箇所は突っ張り棒とネットと板を駆使して徹底的に塞いだ。
 
 そのかいあって、脱走阻止は大成功!!
























 
 普段特に仲がいいわけではないにゃんずどもなのに、この時ばかりは「これ何? どうしよう、お兄ちゃん」と相談しあってるみたいだ。

 結局はマーの執念というか、粘り勝ちで、夜だけ外出可になったんだけど、出入りは一階玄関のみという線は譲ってない。


 

 この向こうはベランダ。恨めしそうに外を眺めるマー。

 今は私がいる間は出してるけど、この時はまだ鳩よけネットを張る前だったから出入り禁止だったのだ。

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