ねこ ニャン 猫 ネコ   猫の手も借りたい日々歳々
 クロタン、元気になった。
 それは喜ばしいことなのだけど、元気になった途端消息不明。そしてはるか彼方からネコ同士の唸りあう声が・・・

 食べられないときは、ずーっと部屋で寝てくれてて、飼い主としてはそっちのほうが有り難いような本音がチラリ。今のところ口内炎の原因はネコエイズとかではないみたいだけど、この調子では先々どうなることやら。2時間に一度、表の大通りを見に行く私の身にもなってほしいもんだわ。

 でも帰ってきたときはぶすっとしてるのに、出て行くときは頭の上に音符とハートマークを100個くらい散りばめているのを見ると、出て行くなとは言いづらい。そして今もマーとお留守番だ。

 きっとこれが、我が家にとって一番平穏で、幸せな状態なんだろうなあ。(あ、今帰ってきた
 「もう知らん、自力で治せよ」と言い聞かしておいたせいか、今日はちゃんと家にいた。嘘をついたことになるのでちょっと胸が痛んだが、「こんなに簡単に騙されるお前が悪い」と責任転嫁してキャリーに放り込む。
 
 この前もそうだったが、道中は本当に静か。注射を2本される間も私の腕の中でじっとしている。
 「注射してる間はいい子なのにね」と獣医さん。
 診察中逃走、大立ち回り事件以来顔を覚えられてしまって、今日も着くなり「あ、逃げるネコですね」と言われてしまった。
 はい、「クロ」という名ではなく、「逃げるネコ」君です。。。

 結局口内炎の再発とかで、一度この手の病気になると、一ヶ月から二ヶ月で再発を繰り返すらしい。そのたびに病院に連れてこなきゃいけないわけだ。えらく物入りな奴を拾ってしまったなー。

 診察が終わって、「もういいよ、帰ろうね」と言ったらウーとうなってる。どうやら痛い目にあわせた私に怒っているらしい。気持ちはわかるが、怒られてもなー。
 家に戻ってキャリーから出したら、縁の下に潜り込んでしまって出てこない。
 別に感謝の言葉を聞きたいわけではないけどね、その態度ってあんまりなんじゃない?と、毎度毎度のグチをこぼしてしまう。

 でも縁の下から出てきた後、久々に缶詰をパクパク食ってくれた。いいの、お前が元気でいてくれるのが一番だもんね^^
 今日はクロを病院に連れて行くつもりで、仕事が終わったあと寄り道もせず家に帰った。
 その時間なら普段は家で寝ているはずなのに、なんとまだ帰ってきてない。
 さては昨日、「また病院に行って診てもらったら、すぐ治るからねー」とうっかり囁いてしまったせいでトンズラしたか?

 その時点で6時。
 
 「まあ、病院は8時半までやってるし、帰ってきたら連れて行けばいいや」と考え、のんびり待つことにしたら・・・ご帰還、なんと8時15分!

 そうか、病院の診療時間までいつの間にか調べていたのか。なんて気がつく子なんでしょう・・・と感心してる場合じゃなーい!!

 明日もトンズラされたら、水曜日は仕事が休みだから、午前中にでも不意打ちをくらわしてキャリーに叩き込むしかないなあ。でもたまの休日くらい、私だってゆっくり寝てたいのにー。年中お休みのお前らとは違うんだぞ、こっちは〜

 こうなったら明日の朝、「病院は止めたから、自分で治しなさい」と告げて仕事に出かけるか?
 
 
 この前の時みたいにまったく食べないわけではないんだけど、相変わらず食べにくそうにしてるし、あくびのときも大口を開けられないみたいだし、やっぱりおかしいと思って口をこじ開けてみた。そうしたら奥のほうが真っ赤。口内炎の再発だ〜〜

 治りにくいし再発しやすいと、ネットで調べたとき書かれていたけど、うーん確かに。
 この前「この注射で治らなければ、他の病気が原因だと思われるので検査します」と言われて、その後しばらくは普通に食べていたからエイズとかが原因ではないと思うんだけど、ちょっと不安。

 過剰なくらいベタベタに甘えっ子のマーと、孤高を守るクールなクロと、足して2で割るとちょうどいいのよね。どっちかが欠けるような事態は何としてでも回避しなければ。

 というわけで、またまた病院行きだーい。これは真剣にペット保険加入を考えないと、クロが全快した頃にはこっちが破産だぞ。
 夜中にまたまた玄関前でケンカの声。「またかよ」と思いながら飛び出すと、今回逃げ帰ってきたのはマーのほう。

 巻き添えでも出会い頭でもないのにまともにメスネコを襲うなんて、まさかあいつはニゴウの生まれ変わりか?と訝りつつ追い払う。クリームの姿が消えた後、クロがどこかからのそりと姿を現して、クリームとマーがくんずほぐれつした辺りをくんくんと嗅ぎ回っている。もしかしたらクロはヒラメの生まれ変わりかもしれない。

 とにかく怪我をしていないか、マーの体を確認。ん? なんか感じが違うぞ、と思ったら首輪がない。

 少し力が加わったら外れる安全首輪なので、多分逃げ帰ってくる途中どっかにひっかけたんだろう。それはいい。「ネコの首輪は頑丈である必要はありません。すぐ壊れてしょっちゅう失くしてくるくらいでちょうどいい」とどっかのネコ本にも書かれてたから。問題は予備がないってことだ。首輪がないとノラクロとの区別がつかないよー。(飼い主失格)

 明日にも首輪を買ってこなければ。エーン、月末でお金がないのに〜〜
 昨夜外に出ていたクロがすごい勢いで家に飛び込んできた。マーがなんだなんだと玄関に行って外の様子をうかがおうとした瞬間、白い塊りが飛び込んできてマーに襲い掛かった!! 玄関のタタキでくんずほぐれつ。追い払おうと足でシッシッとやったら、なんと私の胸の高さまでジャンプ! それを腕でなぎ払うようにして外に追い出す。振り返るとマーは縁の下へ。それを確認して私は外へ。3メートルくらい離れた所から、まだこちらを睨みつけている。大きく足を鳴らしながら近づいていくとやっと逃げた。

 この前ノラクロも、ご飯の途中だったのにいきなりダッシュで逃げ出して、?と思ったらこの白茶トラだった。普通ボスネコって、一度勝負が決したらめったやたらに喧嘩は売らないはずなんだけど(まして出会い頭とはいえメスに襲い掛かるとは)、どうやら昔うちにいたニゴウに匹敵する凶暴なネコのようだ。
 でも運動能力はニゴウの足元にも及ばないな。ニゴウならジャンプして軽く私の頭の上を飛び越えていたから、私は腕で払うことも出来ず大怪我してたと思う。その程度のネコに手も足も出ず、偶然とはいえマーを身代わりにするなんて、クロも図体ばかりでかくて情けない奴だ。

 可哀そうなマーはずっと縁の下に引っ込んでいたけど、小一時間後なぜか二階から帰ってきた。(うちのボロ屋はいったいどういう構造になってるんだ?)

 ボスネコは白地に薄い茶の縞で、遠目にはクリーム色に見えるので「クリーム」と名づけました。

 
 マングース対コブラの戦いをテレビで見たことあるけど、昨日のマー対シマヘビもなかなかのもんでした。

本気を出すとネコのフック攻撃ってすごい。私に対してやるときは、やっぱりかなり手加減してくれてるんだと、ちょっと感動。多少痛くても、これからは少し我慢しよう。

 しかし昨日の蛇さん、もしマムシだったらどうすんだ? やっぱマーを守るために私が取り上げなきゃいかんのでしょーか? それとも昨日シマヘビに咬まれた形跡もないから、ネコの反射神経を信じて見守る? 
 ネコに狩りをするなと言っても無駄なことはわかってるんだけどね。今日はクロが蜂を追っかけてた。ミミはそれで手がグローブになっちゃんたんだよー。やめてくれー。
 そういやミミは生きたネズミを咥えて帰ってきたこともある。早くに親と別れたらしいミミは、捕まえることはできても殺し方を知らない。だから途中で逃げられてしまって大騒動になった。どうもマーは狩りが上手そうだし(一般にメスのほうが優秀らしい)、時間の問題でネズミも捕まえてくるだろう。クロは狩りがド下手で当てにならんから、またまた大騒動は必至だな。

 その意味でニゴウというネコがいたときはよかった。狩りも上手かったけど、母ネコと1歳近くまでいっしょにいたから大切なことはきっちり教わってて、ネズミもモグラも鯉も鳩もちゃんと殺して持って帰ってきてたもんね(私の枕元に置いていくのだけは勘弁して欲しかったが)

 人間もネコも、教育というのは本当に大切なんだなあとつくづく実感。
 ←これもニゴウは狙ってた
 昨日も一日雨。雨だとマーが退屈して大変なのだ。

 どうせクロみたいに遠出はしないんだけど、家の前で走り回れないというだけでとってもご不満。で、家の中で走り回ることになる。でも真ん中でクロが香箱を作ってるから、それでなくても狭い部屋がますます狭いのよー。そこをもの凄い勢いでダッシュしたり、クロの周りをぐるぐる回ったり、上を飛び越えていったり、勢い余ってぶつかったり(もっとも10トントラックに軽乗用車が突っ込むようなもので、大破するのはマーのほうだが)、見ているほうが疲れる暴れっぷり。
 「まるでハツカネズミみたいなネコだ」と、聞く人が混乱しそうな形容をしたくなってくる。
 
 それにしてもわからんのはクロの対応だ。
 マーのほうはお兄ちゃんが好きで、構ってほしがっているのがまるわかり 対するクロも、こんな風に目と鼻の先をうろちょろされて踏まれたり蹴られたりしても、怒ったり逃げ出したりせずにじっとしている。でもそこで調子にのったマーが前足でつんつんとつつこうものなら、いきなりフーッと威嚇する。やっぱりマーが嫌いなのかなと思って見ていると、一つのお皿に仲良く首を突っ込んで食べていたりする これは仲良しの証拠ではと思って見ていると、後を付いていこうとするマーに思い切りネコパンチを食らわせたりしている。。。

 もう何がなんだかわからん。
 まあ翻弄されっぱなしのマーがそれでいじけることもなく、ネコパンチを食らった3秒後にはまたクロを追っかけまわしているからいいか。
 超気難しネコと超ノーテンキネコとの掛け合いは、漫才みたいで無責任に眺めている分にはけっこう笑わせてくれるしね。

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