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懸賞メールをチェックしてたら、こんな後書きをみつけた。
「本日は、不思議な体験ではありませんが、お話を一つ。ちなみに、日本で一番汚いといわれている沼、ご存知ですか?私は、その沼の近くに住んでいるんです。沼の話はどうでもいいんですが・・・。 車で、その沼の付近を通りかかったとき!前のワゴン車が止まり、中から犬を降ろしたんです。 『散歩に来たのか。』と思いきや!なんと、犬だけ置いて、そのワゴン車は走り去るじゃありませんか!! これは、『犬を捨てにきたんだ!』と思いました。さあ大変!その犬は、ワゴン車を必死で追いかけ始めたのです。 私はなぜか、その光景の結末が見たくなって後を追っていたのです。2キロくらい走ったんじゃないでしょうか。それでも犬は必死で走っています。私は涙がでそうになりました。行く人来る人、みんな注目しています!さすがに、ワゴン車の人は観念したのか、車を止めて犬を中に入れました。中年くらいの夫婦でした、ワゴン車の人。 とりあえず、『よかった〜。』と思いました。それから先の事はわかりませんが、どうしているのか、ふと思い出します。 人それぞれ、色々な事情を抱えて生きています。 でも、動物が絡むとどうしても心が痛んでしまいます。今でも、必死に飼い主を追いかける、あの犬の姿が忘れられません」
情景が目に浮かぶ。そして悲しいことだが、この犬が結局は愛する飼い主に裏切られてしまっただろうなあと想像がつく。万一この夫婦が思い直してくれたとしても、一度捨てられかけたという心の傷は、この犬の内から一生消えないだろう。 ここにも書いてある通り色々な事情があるのだろう。それでもあえて訴えたい。一度飼った犬猫は、最後まで愛し続けて欲しいと。 ネコはまだいい(本当はよくないけど)。飼い主に従属していない分あいつらは三日で人の顔を忘れやがる(すみません、私情入ってます)。 でも犬は違う。いったんこの人が飼い主と思い定めるとその人だけど見つめ、その人だけを思っている。幸い別の人に引き取られて幸せな日々を送ることになっても、犬は最初の飼い主を決して忘れないという。そのひたむきな思いをどうか裏切らないでやって欲しい。必死に飼い主を追いかける姿や、捨てられたその場所でじっと飼い主を待ち続ける犬の姿だけは見たくない。
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