ねこ ニャン 猫 ネコ   猫の手も借りたい日々歳々
 クロにも条虫の痕跡を発見。
 マーのときにもらった薬がまだ残っていたので、ねこ騙し方式(錠剤にチーズをぬりぬり)で与えてみた。ところがクロはくんくんしただけでそっぽ。かわりに横からマーの口が。。。(お前が食ってどうする!)

 1個だけだから見抜かれるんであって、たくさんある中に紛れ込ませてしまえばわからんだろうと、カリカリ一つ一つにチーズを塗って皿に盛ってみる。喜んで食べ始めたのでやれやれと思ったら、なんと薬だけ残してる!!
 「なんて器用な奴」と感心していると、またまた横からマーの口が・・・(薬を100錠飲ませる必要が生じても、マーなら楽勝だわ)
 
 仕方ないのでオトーサンのときのように正攻法(頭の後ろから口の端に指を回して口を開かせ、もう片方の手で下顎を押し下げて喉の奥に薬を放り込む)でいこうと頭に手をやったら・・・頭がでかすぎて口のところまで指が届かん!!! やむを得ず顔の前から口元に手をやったら暴れる暴れる。あとはもうK−1状態(恐れをなしてマーは逃亡) 三回試して三度目にやっと観念したのか、嫌そうにボリボリと食ってくれた(クロってどんな小さなカリカリも必ず噛んで食べるのだ。でかい口してるんだから丸呑みすればいいのに)

 そこでクロを放してふと手を見たら、なんと真っ赤。血が滲むなんて可愛いものじゃなく、ボタボタって感じで垂れまくってる。足元にも周囲にも点々と血が飛び散ってちょっとしたスプラッタ状態。人間の皮膚ってなんてヤワいんだ〜〜 
 当分お釣りを渡すたびに、お客さんはぎょっとするだろうなあ。(手の甲、斜めに真一文字)
 ま、いいけどね。これも飼い主の勲章よ。(T_T)
 
懸賞メールをチェックしてたら、こんな後書きをみつけた。

「本日は、不思議な体験ではありませんが、お話を一つ。ちなみに、日本で一番汚いといわれている沼、ご存知ですか?私は、その沼の近くに住んでいるんです。沼の話はどうでもいいんですが・・・。
 車で、その沼の付近を通りかかったとき!前のワゴン車が止まり、中から犬を降ろしたんです。
『散歩に来たのか。』と思いきや!なんと、犬だけ置いて、そのワゴン車は走り去るじゃありませんか!! これは、『犬を捨てにきたんだ!』と思いました。さあ大変!その犬は、ワゴン車を必死で追いかけ始めたのです。
 私はなぜか、その光景の結末が見たくなって後を追っていたのです。2キロくらい走ったんじゃないでしょうか。それでも犬は必死で走っています。私は涙がでそうになりました。行く人来る人、みんな注目しています!さすがに、ワゴン車の人は観念したのか、車を止めて犬を中に入れました。中年くらいの夫婦でした、ワゴン車の人。
 とりあえず、『よかった〜。』と思いました。それから先の事はわかりませんが、どうしているのか、ふと思い出します。
 人それぞれ、色々な事情を抱えて生きています。 でも、動物が絡むとどうしても心が痛んでしまいます。今でも、必死に飼い主を追いかける、あの犬の姿が忘れられません」


 情景が目に浮かぶ。そして悲しいことだが、この犬が結局は愛する飼い主に裏切られてしまっただろうなあと想像がつく。万一この夫婦が思い直してくれたとしても、一度捨てられかけたという心の傷は、この犬の内から一生消えないだろう。
 ここにも書いてある通り色々な事情があるのだろう。それでもあえて訴えたい。一度飼った犬猫は、最後まで愛し続けて欲しいと。
 ネコはまだいい(本当はよくないけど)。飼い主に従属していない分あいつらは三日で人の顔を忘れやがる(すみません、私情入ってます)。 
 でも犬は違う。いったんこの人が飼い主と思い定めるとその人だけど見つめ、その人だけを思っている。幸い別の人に引き取られて幸せな日々を送ることになっても、犬は最初の飼い主を決して忘れないという。そのひたむきな思いをどうか裏切らないでやって欲しい。必死に飼い主を追いかける姿や、捨てられたその場所でじっと飼い主を待ち続ける犬の姿だけは見たくない。 
      
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